トランスジェンダーの日

社会・政治

 子供のころ、3月3日は女の子の日、5月5日は男の子の日、だから4月4日はオカマの日、とか言いあって笑っていましたね。

 それがどうも冗談ではなくなっているようです。

 4月4日はトランスジェンダーの日なんだそうです。

 1992年にTSとTGを支える人々の会という性同一性障害者の団体が制定したそうです。

 この日を選んだのは、私たちが子供のころ考えたのと同じ理由。


 なんだか安易ですね。

 トランスジェンダーという現象は、なかなか興味深いものがあります。

 わが国では、とくに武家や公家は両刀使いがむしろ正しい嗜みで、異性愛ばかり追い求めるのは下々の趣味とされていました。


 一方欧米のキリスト教国では、かつて、生殖目的以外の性交を禁じており、同性愛はおろか、肛姦や避妊、自慰まで禁じていたと聞き及びます。

 特に男性同性愛と肛姦は重い罪とされ、死刑になることもあったとか。


 驚いちゃいますね。

 それが今では、同性愛者が相集い、大規模なデモや集会を開けることになり、一部の国などでは、同性同士の結婚も認められるようになりましたね。

 変われば変わるものです。

 友愛、異性愛、同性愛、親子愛、夫婦愛、兄弟愛、師弟愛。

 様々な愛の形があるなかで、これまで差別されてきた愛の形が認められるようになってきたことは、誠に慶ばしいことですねぇ。

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