昨夜は法医学解剖医の卵たちが繰り広げる戦慄のゲームを描いた「ドクターズ・ハイ」を鑑賞しました。
法医学解剖医を目指すエリートたちが集まる医療センターに赴任したテッド。
彼はそこでずば抜けた能力を発揮します。
医療センターには、ドラッグをやり、怪しげな行動をとるグループがおり、彼らはあいつら(生きた人間)をこいつら(遺体)に変えることが増えすぎた人類のためだと信じています。
テッドは彼らに誘われるままに、新しい遺体の死因をあてるゲームに参加します。
非常に手の込んだ殺害方法でしたが、テッドはそれを言い当てます。
正解を知っているのは、そのグループのうちの一人だけ。
つまり、犯人です。
彼らは順番に手の込んだ方法で殺人を犯し、その遺体をゲームに提供するのです。
やがてテッドもドラッグとゲームにのめりこんでいきますが、婚約者との同居を契機にゲームから抜けると宣言します。
そこから、グループのリーダーとテッドの愛憎渦巻く本当のゲームが始まるのです。
医者というのは本来生きている人を診るものですが、解剖医というのは最初から遺体が相手。
遺体に残された様々な痕跡から死因、殺害方法や犯人像を探るわけで、毎日複雑なパズルを解いているようなものです。
そうであるなら、死体をゲームの道具と見るのもあながち不思議ではなく、実際にありそうな話で気味が悪いですね。
ラスト、ほとんどアクション映画みたいになっているのがご愛敬でした。
![]() | ドクターズ・ハイ [DVD] |
フィリス・カーライル,エリック・リード,マーク・ネヴェルダイン,ブライアン・テイラー | |
アット エンタテインメント |