ドグマチール

精神障害

 昨日は4週間に一度の精神科通院日でした。
 最近仕事が増えて落ち込み気味で、今も多くの精神病薬を飲んでいますが、もうずいぶん前、初めて精神科で処方され、救われたと感じたドグマチールを処方してほしいと主治医にお願いし、処方してもらいました。

 思えば今までたくさんの薬を試してきました。
 合う物もあり、水を飲んでいるかのように効かない薬もありました。

 精神病の薬というのは飲んでみなければ効果があるかどうか分からないようなところがあります。
 内科の薬、例えば解熱剤などは、誰が飲んでも効くと思いますが、精神というもの、まだ得体が知れず、脳の一部に作用して薬効を得るわけですが、これがじつに難しい。
 解熱剤の例でいえば、熱を測ればその効果はすぐに分かりますが、精神科の薬はあくまで患者がどう感じたかに依るところが大きく、脳内を検査して効いているはずだと推測は出来ても、患者が効果を実感できなければ意味がありません。
 そういう意味では、ドグマチールは私にとってお守りみたいな物です。
 ただこの薬、承認されたのが1973年と古く、その後多くの新薬が開発されたため、最近はあまり使われなくなりました。

 効いてくれると良いのですが。