昨夜はド派手なホラー・アクション「ドッグ・ソルジャー」を鑑賞しました。
スコットランドの山中で演習をする英国軍の小部隊。
ヘリコプターで山中に降り、英国特殊部隊と模擬戦を繰り広げながら山から脱出する、という演習です。
日本でいうと日本陸軍最強のレンジャー部隊名物の、富士の樹海に1人下ろされて脱出する訓練のようなものでしょうか。
陸上自衛隊レンジャー部隊では、これまで脱出できなかった者はいないそうですが、精神を病む者は数知れないそうです。
怖ろしいですねぇ。
小部隊が特殊部隊のベース・キャンプを襲ってみると、血まみれの隊長がいるだけで、他の隊員は見当たりません。
隊長は、やつらに食われた、と言うばかりです。
林道を大型ジープで通りかかった動物学者に助けられ、森で唯一の民家に逃れます。
しかしその民家にも、人はいないのです。
民家に立てこもって、襲ってくる敵と戦う小部隊。
敵とはなんと、人狼なのです。
しかも最近流行りの変に動きの滑らかなCGではなく、人が被った、2本足で歩く、どこか郷愁すら感じさせる安っぽい人狼で、思わず笑ってしまいました。
しかし侮るなかれ、この人狼、半端な強さじゃないのです。
銃で撃っても死なないし、しかも群れで襲ってくるのです。
もともと狼というのは群れで狩りをする習性がありますから、多くの狼男の映画で狼男が単独で行動しているほうが無理があるんでしょう。
ホラー・アクションというより戦争アクションの趣が濃いこの作品、あまりの馬鹿馬鹿しさに苦笑しつつ、画面にくぎ付けになってしまいました。
B級ホラーとして一級品です。
おバカなホラー映画がお好きな方は必見です。
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