今日は休暇を取りました。
午前中は寝ていて、お昼に鴨南そばを食い、DVDを鑑賞しました。
悪魔払いの映画、「バチカン・テープ」です。
これまで、エクソシズムの映画はたくさん観てきました。
どのような悲惨な結末にしても、悪魔は祓われるのが悪魔祓いを題材とした映画の定番。
しかし、この映画では、悪魔祓いに失敗し、聖書の黙示録による預言のとおり、悪魔は救世主のふりをして、この世に現われるのです。
バチカンを始めとするカソリックは敗れたのです。
この世の終りが始まる、という結末。
私はもちろんキリスト教信者ではありませんし、神様とか悪魔とかいうものを全く信じていません。
その私にしてからが、この結末はショッキングなものでした。
熱心な信者には耐え難い結末でしょう。
しかもこの映画では、バチカンの高僧が自ら悪魔祓いに臨み、失敗します。
それを見届けたバチカンの幹部は、偽の救世主がまさしくアンチ・キリストであり、この世は破滅に向かって突き進んでいくことを知りながら、それを記録し、様子を見守ることしか出来ないのです。
現実にはありえない話だと分かっていても、震え上がるほど怖ろしい作品でした。