日曜日の夜と月曜日の朝が憂鬱なのは、サラリーマンであれば誰でもそうでしょうが、それも度が過ぎるとブルーマンデー症候群と呼ばれる病的な状態になり、甚だしきにいたってはうつ病を発症し、起き上がれなくなってしまいます。
私ももちろん月曜日は憂鬱ですが、起きられないほどではなく、また、嫌々ながら出勤できていますから、正常の範囲なのかなという気はしています。
思い起こしてみれば、15年ほど前に在職していた機関は殺人的な忙しさで、深夜に及ぶ残業はもちろん、土日のサービス出勤も当たり前でした。
最長で35日間一日も休みなしと言うことさえありました。
あの頃は毎週きちんと土日が休めるなんて夢のようだと思っていましたっけ。
それが今、わりあい余裕のある職場に移ってみたら、月曜日から金曜日までの5日間の長いこと。
人間楽に慣れるのは早いものです。
でも本当のことを言うと、サラリーマン川柳にあった、一週間 気付けばいつも ブルーマンデー というのがぴったりくるような気がします。
働くということはどんな仕事であれしんどいもので、私一人が苦しいわけではないと言い聞かせてみたところで、私一人の憂鬱が緩和されるわけもなく、空しいばかりです。