今朝は昨日の副反応がどこへやら、爽やかに目覚めました。
体温も36度4分と全くの平熱。
5回目のワクチン接種、副反応は一日で収まりました。
先週、駅のホームで小汚い白人と駅員が押し問答を繰り広げているのを目撃しました。
白人、何の思想にかぶれているのか知りませんが、ワクチンもマスクもコロナに対し何の効果もない、したがって自分はマスクをしないし、しない自由がある、と主張していました。
駅員は電車に乗るならマスクをするよう迫っていました。
しかもビニール袋で封がしてある真新しいマスクを持って、これを着用せよ、と言っています。
白人はマスクが何の役にたつか説明しろ、だの、お前はキチガイだだの、日本の文化は狂っている、だの言いたい放題でした。
押し問答を10分くらい続け、駅員、もう仕方がないと思ったのか、マスクを着用して電車に乗るか、電車に乗らずに駅から去るか、どちらかしかない、どちらにするか選択しろ、と、かなり強い口調で言い放ちました。
曖昧な物言いをするのが日本語の特徴で、白人もそれを知っていたのか、駅員の極めてはっきりして毅然とした態度に接し、しばし黙考に入りました。
そして白人が言いだしたのが、お前の顔写真を撮影させろ、そうしたらマスクを着用する、というもの。
SNSで写真をアップされ、悪口のかぎりを書き立てられる可能性がありますが、駅員は涼しい顔で、どうぞ撮ってくださいとばかりに、マスクを取って白人に詰め寄りました。
白人、スマホではなく、骨董品、いや化石のようなデジカメを取り出し、駅員の顔を撮影。
駅員が白人にマスクを渡そうとすると、お前が付けろ、とか言ってマスクを駅員に返してしまいました。
駅員はやむなくビニールを破ってマスクを取り出し、不潔極まりない白人の顔にマスクを付けてやっていました。
これは示唆に富んだ出来事だと思います。
まず、白人の狂気じみた態度と、毅然としながら礼儀正しく接する駅員の様子との対比。
白人が繰り広げるマスク不要論と、主義主張に関係なく電車ではマスクをしなければならないと原則を押し通す態度。
マスクをしない自由というのは確かにあると思います。
現に欧州各国ではすでに公共の場所でマスクを着用する義務は無くなったと聞き及びます。
しかしわが国ではまだマスクをすることが当たり前であり、義務と言ってもよいかと思います。
我が国と他国との違いを声高に叫んだところで意味はありません。
ここは日本なのですから。
私はその駅員の一切の妥協をしない、堂々たる態度に感銘を受けました。
クレーマーにはひたすら低姿勢で臨む日本人のなんと多いことか。
低姿勢ではなく、どんな事態でも毅然とした態度で接することが肝要だと思いました。