リーマス

精神障害

  夕方、二週間に一度の診察がありました。

 先週職場を震撼させた不正事件への対応で少々参った話や、統合失調症を抱える非常勤職員がわずか8ヶ月で退職することになり、同じ精神障害者として相談に乗っていたので、非常に残念である旨の話をしました。

 主治医は、それらのことにきちんと対応できており、復職しても三ヶ月も持たない人が多いなか、もうすぐ1年8ヶ月になるというのは、精神障害者として素晴らしいことだ、と褒めてくれました。

 それと、前回リーマスの血中濃度を測るために血液検査をした結果、やや値が下がっており、飲み忘れなどはないですか、と聞かれ、正直に時々ある、と答えました。
 基準値を下回っていますが、元々体内には存在しない物質なので、上がりすぎなければよいでしょう、とのことでした。

 リーマス炭酸リチウムともいわれ、躁を抑える効果は古代ローマ帝国時代から知られ、連綿と処方され続けてきた古い薬です。
 うつを抑える効果もあり、双極性障害の患者は、一生この薬とお付き合いすることになります。
 良い薬があって、本当にうれしく思います。

 今飲んでいるリフレックスドグマチールなどの抗うつ薬はすべて切って、リーマス中心として、頓服で抗不安薬のワイパックスや睡眠薬のサイレースのみにまで整理できればうれしいですねぇ。

双極性障害―躁うつ病への対処と治療 (ちくま新書)
加藤 忠史
筑摩書房
双極性障害(躁うつ病)のことがよくわかる本 (講談社健康ライブラリーイラスト版)
野村 総一郎
講談社

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