一度死んでみた

映画

 今日はマンションの消防設備の点検と排水管の清掃のため、休暇を取りました。
 一昨日はワクチン接種の副反応で休んでいるので、今週は職場に通うのがわずか三日です。
 年度末を乗り切れるんでしょうか。
 甚だ不安です。

 消防設備の点検も排水管の清掃も午前中に終わり、午後はコメディ映画を借りてきて、鑑賞しました。
 きっついホラー映画やサイコ野郎が登場するサスペンスばかり観ていたのが、近頃はコメディばかり。
 私はどうなっちゃったんでしょうね。

 観たのは、広瀬すずと堤真一が親子を演じる「一度死んでみた」です。
 



 堤真一演じる製薬会社の社長。
 彼は家族を省みないワーカホリックです。
 妻の死に際にも実験を続ける、製薬ヲタク。
 そんな父を毛嫌いする娘。

 親子関係を軸に、物語は進みます。
 製薬会社では、画期的な新薬、若返りの研究を進めています。
 その新薬を狙って、合併を狙う大手製薬会社。

 新薬を開発する途中で、1度死んで、二日後に生き返るという薬が副産物として生まれます。
 それを試すために飲んだ社長が、本当に死んでしまいます。
 それを良いことに、大手製薬会社は一気に合併話を進めます。
 しかし、二日で生き返るらしいことを知った大手製薬会社は、二日経つ前に火葬にしてしまおうと画策します。
 火葬を阻止しようとする若手社員と娘。

 ドタバタ喜劇が疾走感をもって描かれます。

 でも、どこか楽しめませんでした。
 死ぬ死ぬという言葉が連呼され、ドタバタぶりもやりすぎ感が漂います。

 喜劇にも静かさが必要なようです。

 観終わって、急に明日以降の仕事が気になり始めました。
 就職して30回目の年度末。
 年度末のしんどさだけは、何度経験しても慣れるということがありません。

 やれやれ。