今週も水曜日が終わりました。
やっと半分。
明日は東大安田講堂で科学研究費助成事業改革の説明会。
午後からですが、午前中は年休を取ったので直行直帰です。
座って聞いているだけなので気楽なものです。
今、学術行政の世界は、一昔前では考えられなかったほど、予算的に厳しい時代を迎えています。
文科省による護送船団と呼ばれた、国立大学をはじめとする文科省所管の研究機関はすべて法人化され、淘汰の時代に突入しつつあります。
どこの機関も生き残りをかけて必死になり、特に科学研究費助成事業などの外部資金獲得は死活問題です。
昔は事務職は見向きもしなかったのですが、研究費に30%が上乗せされ、それは管理経費に使ってよいことになったのがきっかけです。
もし1億円の大型の外部資金を獲得すれば、3千万円が管理経費として上乗せされるのですから、目の色も変わろうというもの。
本来ならば、国立の機関であれば、金にならない基礎研究などに重点を置かなければならないのでしょうけれど。
いずこに行っても、世の中金、ですかねぇ。