理化学研究所が調達した富士通のスーパーコンピューターが2位以下に圧倒的大差をつけて世界一の演算処理能力を見せ付けたそうですね。
最近のわが国を覆う暗い雰囲気のなか、久しぶりの良いニュースです。
今回の快挙の一番の功労者は蓮舫大臣でしょうね。
あの有名な「2位じゃ駄目なんですか」という発言に伴いスーパーコンピューター関連予算を削減しようとしたことが、結果的に科学者を怒らせ、国民に広くスーパーコンピューターの重要性を認識させました。
こうなることを計算していたのだとしたら、蓮舫大臣は恐るべき策士ですが、多分口がすべっちゃっただけなんでしょうね。
鳴り物入りで繰り広げた事業仕分け、最近は見かけませんが、どうなっちゃったんでしょう。
もはや民主党が政権を担当することは国損でしかないことは明らかなのに、不信任決議案が否決されてからというもの、菅総理は気持ち悪いくらい元気溌剌としています。
民主党が示したことは、何事も経験が大事ということでしょうか。
あるいは伝統は侮れないということでしょうか。
戦後の一時期社会党が中心となって片山内閣ができましたが、一年ももちませんでした。
日本新党が中心となった細川政権も無様な末路。
自社大連立の村山内閣にいたっては、社会党を崩壊させるきっかけになってしまいました。
社会党のDNAを受け継いだ内閣でまともな政権は過去一度も存在せず、民主党も同様の結果になりそうです。
国民が求めていることは、景気が良くなって、普通に暮らせる社会、それだけでしょう。
イデオロギー対立の時代はとうに過ぎ、基本政策に大差がなくなったからということで、民主党は選挙に勝ったわけですが、素人が考えても無理な外交政策やバラマキの大盤振る舞いでは、政権を維持できるはずもありません。
それにしても菅総理の躁病のようなはしゃぎぶりは、一体何なんでしょうねぇ。
躁うつ病患者の一人として、一度精神科を受診されることをお勧めします。
良い薬がありますよぉ。