中国の高速鉄道で大事故が起きてしまいました。
なんでも落雷により前に電車がいる場合に自動で作動するはずの制御装置が壊れたことが原因だとか。
死者も多数にのぼるようです。
怖ろしいですねぇ。
世界最先端を高らかに謳う大中国の新幹線が、小さなトラブルをしょっちゅう起こし、ついには死亡事故まで。
他人事ながら、今後中国政府は高速鉄道を広げる計画や、諸外国に売り込む計画をどうするんでしょうね。
まさか今までどおりすすめるというわけにはいきますまい。
そんなことしたら、諸外国が中国から買わないのは当然だし、中国人の客も激減するんじゃないでしょうか。
日本では「2位じゃ駄目なんでしょうか」と志の低いことを言う議員が与党にいて、中国共産党には安全面に目をつぶってでも世界一速いことにこだわった人々がいます。
どちらも極端ですが、事故が起こる可能性を極限まで低下せしめなければ、人は電車に乗りません。
大体命がけで乗るようなものではありませんし。
中国政府には、これに懲りて、中国流のやり方を世界標準に改めてほしいものです。
コピー商品やバッタ品でかせいだり、毒入りの食品を売ったり、アップルをまるでぱくったような店を出店したり、安全軽視で世界一速いなんてはしゃいだり、そういうことを続けていると、もともと落ちている中国自身の信用ががた落ちになりますよ。