予算

社会・政治

 来年度予算案、衆議院を通って参議院に送られましたね。
 これで予算案自体は年度内の成立が確定しました。
 まずは一安心。
 これまで何度か予算成立が年度を越えたことがありましたが、国の機関は清掃や警備などの年間契約を、4月1日付けで一度結び、予算が成立した時点でもう一度契約書を交わす、という馬鹿馬鹿しいことをやっていました。

 予算案は年度内に成立しますが、予算関連法案が宙に浮いています。
 これが通らないと国債の発行もままならず、秋には予算が枯渇するとか。
 それは未知の領域です。

 民主党から16人も造反者がでて、さらに1名は離党して減税日本に行っちゃいましたから、衆議院の三分の二は不可能で、与野党協議で合意するか、解散するか、退陣するか、しか選択肢はありません。
 正論を言えば解散しかないと私は思っていますが、解散するとまた時間をくうので、与野党合意できればそれにこしたことはありません。

 それにしても、国民の生活が第一と言って華々しく政権交代を実現させた民主党、今では見る影もありません。

 マニフェストもほとんど実現できないことが明らかになってしまいました。
 野党の修正要求に応じて大幅に譲歩し、予算関連法案を通し、しかる後解散、ということでどうでしょうか、菅総理。

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