近頃、事業仕分けなるものが行われています。
ペーパー資料だけを見てこれは廃止だの、これは予算削減だのと、役人に突っ込んでいる姿を見ると悲しくなります。現場にも行かず、現場を見もせず、机上の空論で、結論を出しているのです。ことを急いているとしか思えません。ことを急いたらしそんじる。
私は文部科学省系の機関に勤めていますが、経費削減で電気代も、水道代も払えなくなっているのです。
某議員は儲かるかどうかばかり気にしていますが、そもそも国の仕事は儲かりません。国防でも、警察でも、教育研究でも、金を食うばかりです。儲かるのなら、さとい民間がやっていることでしょう。
何が何でも金を減らしたいなら、国家公務員を減らしなさい。
先進国中、もっとも人口比で数が少ない国家公務員を減らしなさい。
誰もそれを言わないのが、不思議です。国家公務員の巨大な票を恐れているのでしょうか。
国家公務員は、国家試験に合格し、国旗と大臣の前で国家に忠誠を誓ったのです。
その国家公務員を減らしなさい。
事業仕分け?
