人肉食といえば、思い出すのは「羊たちの沈黙」シリーズのレクター博士。
フランスに留学中、現実に人を殺し、死体を喰らったものの、心神喪失で無罪となった佐川一政。
彼は自ら事件を小説化、「霧の中」を出版しています。
わが国では人肉をテーマにした小説や映画は少ないですが、欧米には数多く存在し、人肉を喰らうということに異常な関心を持つ輩が少なからず存在するようです。
このたび、都内杉並区のライブ・ハウスで、人肉を喰うパーティーが行われたことが報道されました。
なんでも自分が男性であることに違和感を感じ、性転換手術を受けた者が、手術代の足しにと、切除済のおのれの陰茎を提供、ライブ・ハウス内のスクリーンにそれを大写しにした後、フライパンで焼き、希望者から2万円をとって喰わせたそうです。
ライブ・ハウスには入場料を払って70人が参加、5人が追加料金を払って実際に食したとか。
なんという悪趣味でしょうか。
芸術には悪趣味と呼ばれるジャンルがあって、ド派手だったり、グロテスクだったりする作品を創作し、愛でています。
私は悪趣味と呼ばれる芸術のジャンルにシンパシーを感じる者ですが、さすがに人肉パーティーはいただけませんねぇ。
パーティーを主催した男女4人は逮捕されたそうです。
どういう罪なんでしょうね。
人肉は自らの意思で切断した体の一部だし、現在の法律ではこのような事態を想定していないと思いますが。
ここに佐川一政でも紛れ込んでいたら、ヒーロー扱いだったかもしれませんね。
なにしろ彼は、人を殺し、その肉を食っているのですから。
今もアングラ・マスコミでカニバリズムの大家を自称して遊んでいる佐川一政。
娘を殺された親からすれば、許せない行状でしょうね。
世の中、怖ろしい趣味の人がいるものです。
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