平成24年も今日で仕事納め。
平成16年から私の業界は役所から独立行政法人になり、仕事納めという言葉に変りました。
それまでは、御用納めと呼んでいましたね。
しかも、昼から各課の打合せテーブルなどで宴会を開き、各部長や局長、職場のトップなどが各課をまわってしばし歓談する、という風習がありました。
1月4日の御用始めも同様でした。
しかし、時代はそんなのどかな風習を許さず、勤務時間中に飲酒とは何事か、ということで、仕事始めと仕事納めは管理職が短い挨拶をするだけで、普段と変わらず働く日になりました。
当たり前といえば当たり前ですが。
昼から始めて17時過ぎまでやるので、あんまり長くて苦痛でしたねぇ。
御用始めの時など、途中、抜け出して近所の神社にお参りにいったりもしていました。
地方公務員や霞が関の中央官僚は今どうしているのでしょうね。
大手家電メーカーに勤める知人は、やはり10年ほど前までは仕事始め・仕事納めの日は挨拶回りだけで、しかも必ず酒がふるまわれ、閉口したと言っていました。
官民問わず、世知辛い世の中になったものです。
かと言って、勤務時間中に宴会を始める習慣に戻るのは絶対に嫌ですが。