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 今日はあまりの暑さのせいで家から一歩も出ず、冷房を効かせた自宅で快適に過ごしました。
 で、珍しく短編集というか、ショート・ショートを読みました。
 平山夢明という作家の「他人事」です。

 私はこの作家を知らなかったのですが、本屋で偶然見つけて面白そうだと思い、購入。
 しばらく前までは本はほとんどネットで購入していたのですが、本屋では新鮮な出会いがあるので、よく大型書店に出かけるようになりました。

 この短編集、322頁に14のショート・ショートが収められています。
 どれも奇妙な味の、残酷で滑稽な物語たちです。

 短編集というもの、短い話ばかりなので、つい、もう一つだけ、もう一つだけ、なんて思いながら一気読みしてしまうことがあります。
 これがそうでした。

 ホラーだったりSFだったり、ブラックユーモアだったり、どれも私にとってお好みの作品でした。
 幸せな気分になりました。