伝染(うつ)る

文学

  私の職場、インフルエンザが猛威を奮っています。
 20人ほどの小さな課で、3人が罹患してすでに治りましたが、今日2名から電話があり、罹患したそうです。
 すると20分の5ということになります。
 すいぶん多いですね。

 幸い、私はインフルエンザに罹患していません。

 去年は発症してえらい目にあいました。
 50キロしかなかった体重が47キロまで落ちましたし。
 今は少し増えて、50キロから52キロの間をうろうろしています。

 お年寄りや子供でないかぎり、通常、インフルエンザで死に至ることはありません。
 薬を飲まなくても、かなりしんどい思いはしますが、大抵は自然に治るようです。
 ただ、普通の風邪よりもはるかに高い熱が出るし、全身の倦怠感、喉や鼻の痛みが辛いので、その辛さと感染力とが、人をしてかの病を怖れさせているように思います。

 そういえば去年、インフルエンザで外出禁止になっているのに、懸案の仕事があるとかで出勤し、「早く帰れ」と言われ、「私のは犬型インフルエンザだから人にはうつりません」と笑えない冗談を言い、「お前を心配して言ってるんじゃない。ほかの職員のためだ」と上司に叱られている間抜けなやつがいました。 

 迷惑なやつです。

 さすがに今年はそんな妙なやつはおらず、きちんと外出禁止を守っています。

 当たり前ですが。

 今日は馬鹿に暖かく、春の訪れを感じます。

 インフルエンザの季節ももう終わりでしょうか。

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