マックス74キロまで肥えた時、私の体脂肪は30%を超えていました。
今、50~51キロくらいをうろうろする状態になってから、体脂肪は14%くらいまで落ちました。
で、毎日体重と体脂肪を測っているいるうち、奇妙な規則性をみつけました。
一日事務仕事でほとんど体を動かさない出勤日の夜の体脂肪のほうが、一万歩以上歩き回った休日の夜よりも低いのです。
これはじつに不思議な現象です。
平日は4,000歩から5,000歩くらいしか歩きません。
しかも一日中、デスクワークで、体脂肪が落ちる要素などありません。
それなのに、1万5千歩とか歩き回った休日よりも体脂肪が低いとは、如何なることでしょうね。
推測するに、人間、嫌なことやしんどいことをやると、肉体的な運動量が低くても、脳が疲労して、体脂肪や体重が落ちるのではないでしょうか。
村上龍が、好きな登山なんかするより、徹夜で原稿を書いたほうが体重が落ちる、と言っていたことを思い出します。
そうすると、最も効果的なダイエットは、毎日オーバー・ワークになるくらい忙しく働くことかもしれませんね。
ただし、私は疲労が激しいと食欲が落ち、ろくに食えなくなる質ですが、ストレスでドカ食いしちゃうタイプの人には当てはまらないかもしれませんが。
労働は体にも精神にも非常に悪い、生きていくための苦役なのだと、実感します。