体重減少が止まらない

精神障害

 一昨年の3月に父が亡くなって以来、急激に体重が落ちたことは何度かこのブログで報告してきました。

 もともと私のベスト体重は53から55キロくらい。
 高校生の時から35歳まで、この体重を維持してきました。

 しかし、36歳でうつ病を発症。

 抗うつ薬の副作用に体重増加があり、しかもうつ病の時は寝てばかりいたため、みるみるうちに体重が増え、マックス74キロまでいってしまいました。

 腹が出るというのは初めての経験で、靴下を履いたり足の爪を切ったりするのが、腹がつかえて困難であることを初めて知りました。
 少しは体重が減ることはあっても、ベスト体重に戻ることは、中年の自分には無いだろうと思っていました。

 ところが父が亡くなるや、急速に食欲が落ち、以前の半分くらいしか食えなくなってしまいました。

  精神的ショックから立ち直ったと思った後も、胃が小さくなってしまったのか、以前ほどは食えません。

 特に平日の夜は、疲労からか食欲が湧かず、強い酒を飲んでわずかなつまみを食すだけとなり、さらに、抗うつ薬が一番たくさん飲んでいた時に比べて5分の1以下に減り、精神科医曰く、ほとんど気休め程度の量で、うつ病患者に処方する量ではなく、更年期障害などで不定愁訴を訴える患者に処方するくらいのものだ、と言っていました。

 そのため、副作用の体重増加も無くなったものと思われます。

 それでも50キロから51キロくらいで体重減少が止まったため、最近体重を量っていませんでした。

 しかし先ほど体重計に乗ったら、48.7キロにまで落ちていました。
 体脂肪は11%。
 74キロあった時は体脂肪が30%を超えていたので、1年半で劇的に体が変化しました。

 
 これは中学生の頃の体重と同じです。

 きれいな卵型だった輪郭は、頬がこけ、ひどい悪相になってしまい、さらに肌の張りがなくなり、皺っぽくなってしまいました。

 これもまた、老いの形でしょうか。

 健康診断の結果では、どこも悪い所は無いので、変な病気だとは思えません。


 できるだけ食うように心がけ、階段は使わずにエレベーターを使うなど、無駄なカロリーの消費を抑えるようにもしてきました。

 それでも、私のような精神が弱い者は、父親の死という耐えがたい事態を迎え、肉体がダイレクトに反応してしまうようです。

 食えるだけ食って、体を動かさないようにしているのに体重が落ちていくのなら、もうどうにでもなれという気分です。

 同居人に言わせると、58キロくらいが一番見栄えが良いと言います。
 それにはあと10キロも肥えなくてはなりません。

 今の私には、果てしなく遠い目標です。

 どうすれば良いんでしょうねぇ。

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