以前このブログで、住宅ローンの借り換えを申し込んだ、と書きました。
11年9カ月残っている返済期間が、10年以内になるから、と。
しかし、怖れていたことが現実となりました。
銀行の審査ではなく、保険会社の審査で落ちたのです。
双極性障害を素直に告知したためです。
そうはいっても、隠すわけにはいきません。
私は障害者自立支援法の「重度かつ継続」の認定をうけ、手帳も交付され、治療費は1割負担ですんでいます。
精神病薬を大量に服用してもいます。
これでは隠しようがありません。
告知義務違反に問われ、いざというとき保険が降りないということになってしまいます。
精神障害があると保険に入れないというのは世間では常識らしいですね。
私は発症前に保険にも入り、住宅ローンも組んだので、助かりました。
もし今も借家住まいだったなら、半永久的にローンを組めず、即金で住宅を買えるくらいまで貯金に励まなければならなかったでしょう。
障害者職業センターや自助グループ、精神科医などの理解ある人々とばかり接していては気付かない、世間の厳しさを教えてもらいました。
ありがとう、保険屋さん。