イタリアのベルルスコーニ首相、辞任を表明しましたね。
度重なる少女買春スキャンダルを強引に切りぬけて政権を維持し続けたベルルスコーニ首相。
結局辞めるきっかけになったのは、経済の混乱。
欧州では基本的に女性問題は問わないというのが建前で、ミッテラン元フランス大統領など、記者会見で外国人記者に、
「隠し子がいるそうですが」
と問われ、
「ええ、います。それが何か」
と応え、それきり何の問題にもならなかったと聞き及びます。
女性問題にうるさいのは米国と、欧州では英国くらいですね。
大陸の国はそこらへん鷹揚なイメージがあります。
わが国はかつては世界に類を見ないくらい性に大らかだったのに、米英の影響か、近頃うるさくなってきましたね。
戦に敗れたからといって、そんなことまで真似しなくてもよろしいのに。
しかし、未成年の少女を買うのはさすがに顰蹙を買っていたようです。
イタリアの国債、危険水域と言われる金利7%に近づいているそうです。
売りが殺到しているとも。
ギリシャが25%で破綻は確実ですね。
驚くなかれ借金漬けのわが国では、国債の金利はわずか1%だそうです。
このふがいない民主党政権下で、わが国の国債及び円が国際的に高い信頼を得ていることは不思議な感じがします。
だからといって安心してはいけませんね。
借金の金額はギリシャよりもイタリアよりもわが国のほうがはるかに高額なのですから。
TPP参加交渉への参加を一両日中にも表明する予定のどじょう総理。
高い見識をもって、わが国の経済政策を強力に推し進めてほしいものです。