停電

仕事

 今日、職場では停電させて各種インフラをチェックします。
 最低限の自家発電の電力しか供給されず、照明と電話以外何も使えません。
 パソコンは充電してあるので一日くらいは持つでしょうが、各種システムがダウンし、社内ネットワークもインターネットも使えないスタンド・アローン状態で、プリンターとの接続も社内ネットワークに拠っているので、プリント・アウトもできません。
 
 何をしていろというのでしょうか。

 と、いうことで、本日は休暇を取りました。 
 サラリーマンを殺すにはパソコンを取り上げれば十分というわけです。
 改めて、普段何気なく使っているこの小さな箱にいかに依存していたかを気づかされました。
 
 サイバー・テロというのが話題になっていますが、それはそうでしょうね。
 私の職場でさえこの有様ですから、電気や水道などのインフラや、警察や軍隊などのネットワークが遮断されたら、その国家や自治体は壊滅的な打撃を受けるでしょう。

 今日はこれから半年に一度の視野検査です。
 十年ほど前に疲れ眼がひどくて眼科に行ったら、予想外にも緑内障が発見されました。
 緑内障の治療は進行を食い止めることで、一度失った視野は戻ってきません。
 私は左目の斜め下の視野が欠けている状態になっています。
 眼圧を下げる目薬が処方されて、発見された十年前からほとんど進行しておらず、日常生活に支障はありません。

 ただ視野検査、ちょっときついのですよねぇ。
 白い半球体を覗きながら、白く光ったらボタンを押すのですが、白の背景に白の光で、しかも一瞬ですから、眼の錯覚かと思うような光ばかり。
 時折、はっきりくっきりした光があって、よけい弱い光に惑わされてしまいます。
 知り合いのおばさんは、短気な性格で、分けも分からず盲滅法ボタンを押していたら、眼科医に「お疲れのようですから体調の良い時にもう一度いらしてください」と言われ、えらく恥ずかしかった、と言っていました。
 もちろん、二度と視野検査は受けない、視力を失っても受けない、と心に決めたことは言うまでもありません。

 私は視力を失ったら、好きなホラーも観られず、小説も読めず、美術鑑賞も出来なくなってしまうので、眼科医の命を守り、必ず年に二度、視野検査を受けるのです。

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