元旦

その他

 あけましておめでとうございます。
 よく晴れた元日を迎え、清々しい気分です。

 ひと昔前ですと、元日と言うと昼は千葉市の同居人の実家で、夜は江戸川区の私の実家で、新年会のダブルヘッダーでした。
 その時はしんどいと思いましたが、今思うと賑やかなお正月でした。

 今、義父はこの世の人ではなく、義母は認知症で施設に入っています。
 同居人の実家は誰も住む者がなく、時折清掃業者を入れてはいますが、荒れていくのはやむを得ないことです。
 私の実家は父が亡くなり、母は元気ですがこの正月は母の実家が在る長崎に行くとのことで、しばらく先に新年の挨拶に行く予定です。

 で、同居人と二人、着物を着て午前11時頃からささやかな新年会を開きました。
 高島屋のおせち2~3人前というのを頼んでいたので、酒を用意するだけです。

 京都の老舗料亭のおせちなどという高級な物は安月給の私たちには分不相応なので、高島屋にした次第です。

 おせちを食べるといつも思うのですが、高いわりにあまり美味しいものがありません。
 昔はご馳走だったのかもしれませんが、今は普段から贅沢な物を食すことが出来るようになったせいか、有難みを感じません。
 きっと2人前で10万円以上するような高級おせちでも、所詮おせちはおせち。
 大したことは無いのではないかと思います。

 ほろ酔い加減になったところで、せっかく着物を着たのにどこにも行かないのはもったいないと、千葉神社に出かけました。
 妙見様=北斗七星を祀る珍しい神社です。
 千葉県では成田山新勝寺の次に多くの参拝者が集まるので、最初からきちんとお参りしようなどと馬鹿げたことは考えていません。
 遠くから、今年もひどい混雑ぶりじゃわい、と眺めるだけです。

 続いて初売りをしているそごう千葉店に向かいました。
 関東名物からっ風も吹いておらず、穏やかで温かく、歩くのも楽でした。
 私が子供の頃は元日から営業しているなんて鮨屋くらいでした。
 今ではコンビニのみならず、デパートも元日から営業が当たり前になってしまったようです。
 そこまでして働かなくても良いのに、とおじさんは思います。   

 今日から始まった冬物バーゲンを覗いて市場調査を行いました。
 良い物があればバーゲン期間中に買いに来ようと思ったのです。

 少々疲れて晩のお惣菜を購入して帰宅しました。