昨夜、同居人が10年ほど前に某地方公共団体の教育庁に出向していたころの同僚とOB会とかで、独り静かな夜を過ごしました。
最高ですねぇ。
同居人と一緒に買い物に行くとなかなか買ってもらえないアワビの刺身を購入しました。
肝もついていて、これが絶品なのですよ。
独りの夜は静かにゆっくりと時間が流れ、最高ですねぇ。
結婚は人生の墓場とはよく言ったものです。
そこで驚愕の事実を知りました。
同居人の先輩だった男性が、女性になっていたということ。
もともとどこかなよなよした感じで、女性っぽかったということですが、妻も子もあったということで、まさか女性になっていようとは思わなかったそうです。
性同一性障害だったんでしょうかねぇ。
娘が大学に入ったことが決意を後押ししたようで、娘も分別がつき、父親の性癖を理解できる年になったからだとか。
男性の性同一性障害の場合、通常、性欲の対象は男性であるはずですが、妻があるということは、両刀だったのでしょうか、あるいは世を忍ぶためぐっと堪えて女性と結婚したのでしょうか。
そこらへんはなかなか聞くこともできず、分からず仕舞いです。
単なる女装癖というのでは性同一性障害とは言えず、趣味の範囲にとどまります。
それにしても、これまで男として生きてきたそのしんどさを思うと、胸が痛みます。
多くの女性としてしか生きられない男性、いわゆるオカマは、水商売などで生計を立てるイメージがあります。
それがおのれの性を活かし、生きやすい職業だからだろうと推測します。
しかしオカマといえど、通常の事務職や営業職でしか働けない人も多数いるものと推測します。
そういう人は、おのれの本性を隠し、男のふりをして生きなければなりません。
それがどれほど辛いかは、私たち普通の男が、女として生きなければならない社会を思い浮かべれば、容易に想像がつくでしょう。
彼から彼女になった先輩には、今までの恨みを晴らすべく、堂々と女性として生きてほしいと思います。