大阪市の調査で、市役所職員のうち、50人が入れ墨を入れていることが判明したそうですね。
橋下市長は、これら50人に、入れ墨を消すよう求めるとか。
入れ墨が悪だとは言わないが、税金で運営している役所の職員には許されない、とか。
なんだか嫌な感じですねぇ。
大阪市役所が入れ墨を禁じる規則を作ったのは、わずか2年前。
それ以前から入れている者に消せというのは、事後法で裁くみたいで、気持ち悪い感じがします。
大の大人なんだから、本人の常識に任せればよいものを。
私自身は、入れ墨を入れようなんて思ったこともありませんし、入れ墨を入れている人の気が知れません。
わざわざ痛い思いをして体に模様をつけるなんて馬鹿げていると思っています。
しかし世の中は多様なもの。
多様な価値観を持った人がいることを認めて互いに尊重し合うことが大切です。
市役所にも大勢の人が勤めているのだから、一定程度入れ墨を入れている人がいても仕方ありますまい。
むしろ役所らしからぬ自由な感じがして良いのではないでしょうか。