共喰い

映画

 今朝、かろうじて出勤しましたが、くしゃみと鼻水が止まらず、寒気もしたため、10時には早退しました。
 帰宅して熱を測ったら37度6分あり、内科に行って薬をもらいました。

 現代医学とは怖ろしいもので、薬を飲んで3時間ほど眠り、汗をかいたらすっかり良くなっていました。

 で、DVDを借りました。
 性交の際、女を殴らないと満足できない父親、父親から逃げた母親、父親と同居する愛人、それに高校生の息子とその彼女の愛欲の物語を描いた「共喰い」です。




 セックスシーンが無駄に多いなぁというのが第一印象。
 それと、殴る父親の負の面ばかりが描かれますが、世の中にはマゾヒストというのもいて、サディストとよろしくやっているものです。

 ただ、息子が父親のような性癖を持っているのではないかと極端に怖れつつ、彼女との性交時に殴ることがなかったのに、ついに首を絞めてしまい、目覚めてしまう恐怖は、よく描けていたと思います。

 しかし、ラスト、彼女と同棲し、腕をしばってことに及ぶ場面はいただけませんねぇ。

 シリアスなドラマが一気にコメディになってしまったではないですか。

共喰い [DVD]
菅田将暉,木下美咲,篠原ゆき子,光石研,田中裕子
アミューズソフトエンタテインメント



共喰い (集英社文庫)
田中 慎弥
集英社

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