今日はなんだか体が重くて、ほとんど一日横になっていました。
うつらうつらしていたら、亡き父の夢を見ました。
冥界で、父は寂しそうな笑顔を浮かべていました。
高僧として宗門で名を馳せた父ですが、成仏出来ていないのかな、と思いつつ、目を覚ましたら、恥ずかしながら落涙していました。
なんだか猛烈に父が恋しくなりましたが、もはやこの世の人ではありません。
現世で会うことは叶うはずも無く、そう思えばこそ、生前何度も酒を酌み交わした鮨屋やバーでの父の豪放な笑顔を思い出し、涙はとめどなく流れました。
だるさと涙は、うつ状態の特徴です。
別名、泣き病と言われるほど、うつ病患者はよく泣きます。
もはや自分を偽ることはできません。
私はうつ状態にあるか、あるいは近付いているようです。
切っていた抗うつ薬を直ちに再開すべきでしょう。
そういえば、先週、古い付き合いの女友達2人と酒を飲みましたが、誘い出したのは私です。
古い友人と会いたくなるというのも、心が弱っている証左かもしれません。
古い友人にしろ亡き父にしろ、どうも人を恋うているようです。
しかし、経験から言えば、最悪の状況においては、親しい人と会うことすら億劫になるので、人を恋うている現状は、まだ踏みとどまれる段階にあると思います。
もう長期の病気休暇も、あの重苦しいうつ状態も経験したくありません。
明日は主治医の所に行って、薬の増量と今後の対処を相談しようと思っています。