金正恩第一書記が重大な決断を下した、との一報が飛び込んできました。
誰もが北朝鮮による三度目の核実験強行を思い浮かべていますが、重大な決断の中身は明らかになっていません。
消息筋によると、16日の故金正日総書記の誕生日が目安だとのことです。
国力に劣る北朝鮮は、核武装することで一気に発言力を強め、米国と直接渡り合って数々の援助物資を引き出す算段のようです。
しかし米国は、北朝鮮が核武装したからと言って、急に施しを与えることはないでしょう。
むしろ日韓と一緒になって北朝鮮を激しく非難し、経済制裁を強める可能性が高いとみるべきです。
今、わが国は尖閣諸島をめぐって中国と鋭く対立し、北朝鮮の問題についてはお留守になっているようです。
しかし、浜辺を歩いている日本の庶民にずた袋をかぶせて無理矢理拉致し、スパイの日本語教師に仕立てたりするという極悪非道な行いを放置することはできません。
民主党政権で停滞した拉致問題の解決に一刻も早く取り組まなければなりません。
拉致被害者もその家族も高齢化しています。
生きているうちにこれを解決しなければ、わが国は国民を守らない国だということになってしまいます。
1989年にベルリンの壁が崩壊し、続いてソビエト連邦が瓦解した時には、北朝鮮の崩壊も近いと思ったものです。ところがあれから24年もたつというのに、北朝鮮崩壊のきざしはありません。
その間には何度も食糧危機に見舞われ、100万単位の人々が餓死したと漏れ伝えられました。
なぜ北朝鮮人民は餓死してまで立ちあがらないのでしょうか。
人間食えなくなれば俄然立ちあがるものなのに。
不思議です。
北朝鮮人民の皆さまにおかれましては、座して死を待つようなことはせず、食うために立ちあがって頂きたいと思います。
反革命の革命が成った暁には、必ずや日米韓はみなさんに救いの手を差し伸べるでしょう。