安倍総理、ニューヨークの証券取引所で演説した際、自らを軍国主義の右翼政治家と決めつける中韓への皮肉か、「右翼の軍国主義者と呼びたければどうぞ呼んでください」と言い放ったそうです。
痛快ですねぇ。
その前段階として、中国は20年以上、毎年軍事費が10%以上増加しているのに対し、わが国の今年の軍事費の伸び率は0.8%だった事実を挙げ、言外にどっちが軍国主義国家なんだ、と匂わせました。
安倍総理は、Japan is back、という言葉を使い、失われた20年を経て、強い日本が戻ってきた、と高らかに宣言しました。
一方、今日の新聞のコラムに、中国の主要銀行が、ことごとく住宅ローン業務の停止もしくは縮小を始めている、とありました。
わが国であの狂乱のバブル経済がはじけた時、不動産の価値はがた減りしましたが、銀行が住宅ローン業務を停止したなんて話は聞いたことがありません。
それでも、わが国は20年に及ぶ停滞に苦しみ、今も苦しんでいます。
もし中国の不動産バブルがはじけたら、わが国どころの比では無いでしょうねぇ。
バブルで踊った踊り方が、中国は狂気の沙汰でしたから。
はじける時も、狂気の沙汰のようです。
アベノミクスなるものが、今後の日本及び世界経済をどう導くのか、今のところ海の物とも山の物とも判然としません。
しかし、東京オリンピック開催も決まり、なんとなく、わが国を覆うどんよりとした空気が、少し晴れてきたような感じは受けます。
もちろん、まだ我々下々の者が恩恵を受けるには至っていませんが。
この際右翼だろうが軍国主義者だろうが何だって構いません。
庶民の懐が潤うよう、強烈なリーダーシップを発揮してもらいたいものです。