たいへん痛ましい事態が出来してしまいました。
職場の先輩が、メンタルをやられ、病気休暇に突入したのです。
4月に配置換えがあり、それがストレスとなったようです。
ただ、この先輩、新人の頃から半年程度出勤しては1年くらい休むということを繰り返しており、その都度診断書をだして病気休暇を取り、良くなると三か月程度軽減勤務でリハビリを行い、本格復帰しても一年続けることなく、再発してしまうのです。
同病相哀れむと申します。
職場のみなさんは、密かに先輩を辞めさせたがっているようで、実際に自主的な退職を勧めた管理職もいたやに聞き及びますが、今の制度では本人が辞めると言い出さないかぎり、3年間までは病気休暇を取得できます。
私は、制度を悪用していると悪口を叩かれようと、先輩が必死の努力を続けていることを知っています。
そしてそれは、地獄の苦しみでしょう。
あれだけ再発を繰り返せば、いい加減嫌になるはずです。
医師の診断書が出ている以上、詐病を疑うことは出来ませんし、なるべくきちんと治し、比較的楽な部署に置くしかありません。
しかし、もう20年も繰り返していますから、先輩にとって楽な部署などないのではないかと思います。
私は幸いにして、この5年間、きちんと出勤を続けられています。
極めて再発率が高い病気であることを思えば、私はラッキーだと言えます。
先輩の苦しい胸の内を思いつつ、見事な復活を期待しないわけにはいきません。