呪い村436

文学

 「呪い村436」を観ました。
 美しい田舎町では、人口が常に436人に保たれていました。新入りがくると一人が犠牲になります。子供が生まれてもそうです。しかも犠牲者は、名誉なことと、恍惚の表情を浮かべて縛り首になるのです。
 残虐シーンがなく、美しい田舎の光景が広がります。
 しかしそこに住む人々は狂気のカルト集団なのです。
 そこここに、神を畏れ、賛美するシーンがでてきます。
 残虐シーンよりそれら住民の、うっとりとした顔が恐ろしくて仕方ありません。

 洋の東西を問わず、田舎には因習的な恐怖があるのですね。
 私は田舎には住めません。

呪い村 436 [DVD]
マイケル・キングストン
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント