無事高知に到着し、格安のビジネスホテルにチェックインしました。
一泊朝食付きで、わずか4,000円。
しかもインターネットで予約すると一泊につき一個スタンプが押され、3泊すると次回このホテルのチェーンのどこに泊まっても千円割り引かれます。
私はここに3連泊するので、すでに千円割引の券をもらいました。
おそらくインターネット予約であれば電話対応などの人件費が浮くうえ、言った言わないみたいなことが起こらないため、ホテルとしてはインターネット予約をしてほしいんでしょうねぇ。
私の職階だと、旅費法により、大都市で無い場合、9,800円の宿泊料がもらえるので、ずいぶん得しちゃいました。
旅費法は改訂して、9,800円を上限に実際に宿泊した宿の領収書を提出させ、実費を支給することにしたほうが良いでしょうねぇ。
ただ、それをした場合、なるべく上限ぎりぎりの高い宿に泊まろうとするでしょうけれど。
このホテル、安いのに予想外に部屋が広く、シングルルームのベッドはセミダブルです。
その上大浴場までありました。
もちろん温泉宿の大浴場ほど広くはありませんが、それでも6~7人は快適に入れるでしょう。
先ほどひとっ風呂浴びてきました。
誰もおらず、貸し切り状態でした。
インターネットも有線LANが部屋に付いており、快適です。
机もビジネスホテルにしては立派なものです。
あんまり安いので不安だったのですが、当たりのようです。
ちょっと驚いたのは、支払いが自動精算機だったこと。
フロントの横に、自動精算機が2台、設置されていました。
前払いするのですが、自動精算機から出てくるレシートに6桁の数字が大書されており、部屋のドアに金庫の暗証番号を入力する文字盤のようなものが設置されており、それがルーム・キイ代わりというわけです。
で、宿泊客がチェックアウトすると自動的に数字の記録は消去され、新しい客が金を入れると新たな暗証番号が印字されるというわけです。
時代は変わりましたねぇ。
その代り、髭剃りやブラシ、クシなどがありません。
浴衣もありません。
そういう細かいところでケチっているようです。
高知龍馬空港に降り立って感じたのは、関東以上の蒸し暑さ。
午前中雨が降ったせいなのか、あるいは南国土佐と言うくらいで、もともと関東南部より暑いのか、それはわかりませんが、蒸します。
こう暑いと外に出る気も起きません。
まして風呂に入ってしまった後では。
ホテルの近所のスーパーでバーボンとビール、それに氷とつまみを買ってきました。
思いのほか快適な安宿で、独り飲むとしましょう。
スーパーで冷凍ではない生のカツオのタタキが売ってあり、さすが土佐だと思ってよく見たら、千葉県産と表示されてあり、購入する気が失せました。
明日は明日の風が吹く。
明日のことは気にしないで今宵はのんびりすることといたしましょう。