昨日のニュース映像を見て驚きました。
中国の高速鉄道。
事故を起こしたことではなく、宙ぶらりんの客車を重機で落っことし、埋めてしまったこと。
あれはなんですか。
中に生存者がいたのではないですか。
いないにしても、遺体は収容し終わったのですか。
そして二日もたたないうちに、運転再開。
事故の検証も済んでおらず、安全確認もなされないうちに、走らせるやつも奇妙ですが、乗るやつの気が知れません。
ノルウェーでの無差別殺人にも驚きましたが、こういう例は時折見かけます。
魔術的思考に陥ったテロリストは、どんな怖ろしい犯罪をも犯すでしょう。
あまたいる人間の数を考えれば、確率的にやむを得ない、コンピュータで言えばバグのようなもの。
刑務所や警察がなくならない道理です。
しかし、中国の高速鉄道は、国家プロジェクト。
まがりなりにも国連常任理事国を務め、人口、経済、軍事など、あらゆる面で超大国になろうとしている中国が、素人目にもわかるほどおかしな事故対応をしています。
こんな国が日本海を挟んで隣にあったのでは、たまったものではありません。
事故が起きたことが怖ろしいのではありません。
絶対に安全な鉄道など地球上に存在するはずもなく、事故は一定の確率で起こるもの。
怖ろしいのは、事故後の対応です。
もしかしたら、この件は中国に大きな内部的変化をもたらすきっかけになるかもしれませんね。
あんまりデタラメを繰り返していると、中国人民だって黙ってはいませんよ。