昨日は父の命日。
なんとか都合を付けて午後休暇を取り、実家の寺に墓参りに行きました。
父が亡くなって丸7年。
71歳で亡くなったので、生きていれば78歳になるんですねぇ。
ちょっと早かったような気がします。
久しぶりに母、兄、妹と会いました。
墓前で手を合わせても、とくだんの感慨は涌きませんでしたが、仏壇で遺影を見ていると、今にも現れて声をかけてくれるような、不思議な気持ちになりました。
あの世から私を導いて欲しいと願いましたが、大いなる沈黙が待っているだけです。
身近な人が亡くなることほど悲しいことはありませんね。
7年経っても、まだ信じられないような気分です。
寺の庭には、白梅が咲いていました。
その白さが、白い花で埋め尽くされた葬式を思い起こさせて、不吉な思いに駆られました。
盆も彼岸も墓参りには行きませんが、命日だけは、極力行くようにしています。
いずれは私もあの世に旅立つわけですが、その時、私は何を思うのでしょうね。
今は全く想像がつきません。