壊れる

仕事

 私は学術機関の事務職に絶対的自信を持っており、何事も早め早めに片付けてきました。
 ところが最近、仕事が面倒くさくて仕方ありません。
 仕事を先延ばしにすることが増えてきました。

 かと言って精神的に落ちているわけではないので、うつの再発ではなく、加齢に伴い、堪え性が無くなって来たように感じます。

 私を構成する重要な部分である、仕事の完璧な遂行という点が、壊れ始めているようです。

 辛いのは、それでも下の者たちが私を頼れる先輩として接すること。
 今の私は過去の遺産で食いつないでいるだけで、頼れる存在では無くなってしまったように感じています。

 それでも、相談事には誠意をもって臨み、一刻も早く片付けるよう努力しているつもりではいますが、かつてのような馬力はありません。

 さすがに40代も半ばになると、疲労しやすくなり、困難な仕事をやり遂げることが苦痛になってきます。
 定年までまだ14年半もあります。

 このまま私の内部崩壊が進めば、退職もやむを得ないかもしれないと、漠然と不安を感じています。
 老眼も進んできたし。

 崩壊を止めるにはどうしたら良いのか、良い知恵がありましたらご教示いただきたく、よろしくお願い申し上げます。