立春を過ぎ、週末は暖かく過ごせましたが、欧州を大寒波が襲ったようです。
ウクライナではホームレスの凍死が相次ぎ、１３１人にも及んだそうです。
その他イタリアやフランスなど、比較的温暖な国でも寒さによる死者が続出し、欧州全体で２８０人にも達したとか。
東京でも、毎年数名、ホームレスが凍死したというニュースに接します。
それにしても２８０人は尋常ではありませんね。
イタリアでは、観測史上最大の積雪を記録しているそうです。
寒さはまだまだ続くんですかねぇ。
窓の外を見れば、冷たい雨が降っています。
雪じゃないだけマシですが。
真冬に野宿した経験はありませんが、寒いんでしょうねぇ。
あ、季節を問わず野宿したことはないんでした。
東京のホームレスは亡くなることがありますが、旭川のホームレスが凍死したことはないんだそうですね。
旭川全体で１０人くらいしかホームレスはおらず、行政が暖房を用意したり、こまめに体調を聞きに行ったり、北国ならではの人情行政が機能しているようです。
でも東京のような都会ではそれは無理。
ホームレスがどこに何人いるかなんてわかりませんし、それは毎日入れ替わるでしょうから。
冷たいようですが、働けるなら仕事を選ばず職に就き、働けないほど弱っているなら生活保護を申請するなど、健康で文化的な最低限度の生活を維持すべく、自助努力をしてもらわないといけません。
わが国の行政は、自ら声を上げない人は助けません。
そりゃあそうですよねぇ。
行政は誰が困っているかなんて、いちいち調査しませんから。
年金の還付金を返還したいから口座を教えてくれなんて御親切は、絶対に役所はやりません。
それなのに役所の名前を信じて口座番号を教え、挙句の果てには多額の金をだまし取られるお年寄り、長生きしても世間知は身に付かなかったようです。
でもウクライナを始めとする欧州各地のお役所は、今年は特別にお節介を焼いたほうがいいんじゃないでしょうか。
このままでは死者は増える一方でしょうから。
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