横須賀に配備されている原子力空母、ジョージ・ワシントンが南シナ海を航行しているそうですね。
近頃中国が初めて空母を就航させたことへの牽制だとか。
ベトナムの軍関係者がジョージ・ワシントンを空路訪れ、意見交換をしたのだそうです。
時あたかもベトナム、ハノイで一般民衆による反中デモの真っ最中。
中国は東南アジアでも盟主気取りで、南沙諸島の領有を主張してるやに聞き及びます。
危ないですねぇ。
米国が。
中国の台頭、わけても米国の海だった太平洋に中国の空母が乗り出すとなると、米国人は過剰に反応し、反射的に中国を敵国とみなし、綿密な計画を立てて中国潰しにかかるかもしれません。
わが国も70年ちかく前、その手でやられたのですよねぇ。
ハワイ王国も、イラクもやられました。
中国は今、破竹の進撃を続けているように見えますが、実態は、つぎはぎだらけの技術と、人命軽視、農村戸籍と都市戸籍に見られる国家的差別主義、など、国民の人権を著しく制限することによって支えられている砂上の楼閣。
米国が本気で中国を潰そうと決意したならば、地獄の戦場が待っていましょう。
ただ、中国は核保有国ですので、お互いに破滅するという愚を避けようと、総力戦になる可能性は少ないでしょう。
米国はこれまで太平洋を守ってきた、という強い自負があるでしょうから、今回のジョージ・ワシントン派遣は何が何でもやらなければいけなかったに違いありません。
米国に対する太平洋での挑戦者である中国が、今後どんな風に国際社会で生きていこうとするのか、見物です。
あくまで超大国を目指し、米国にとって代わって世界の警察官を目指すのか、あるいはアジアの大国で満足するのか。
中国人の多くはまだ教育程度が低く、衛生観念や権利義務意識などの公の精神が低いように感じます。
仮に世界のスーパーパワーを目指すのだとしたら、まずは教育を改革すべきではないでしょうか。
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