私は高校時代、総武・中央線で通学しており、いわゆる女子御三家の最寄り駅をすべて通過していました。
桜蔭は水道橋駅、女子学院は市ヶ谷駅、雙葉は四谷駅ですね。
桜蔭はなんとなく田舎くさくて糞真面目な感じ、雙葉はお嬢様然とした感じを持っていましたが、女子学院にはこれと言ったイメージを持っていませんでした。
それもそのはず、女子学院には制服が無いんだそうですね。
知りませんでした。
同じ電車に乗っていても、桜蔭と雙葉は制服ですぐわかりますが、女子学院は分からないわけですから、イメージの持ちようがありません。
女子御三家を評するに、空き缶の話というのがあるそうです。
もし道に空き缶が落ちていたら、桜蔭生は「本を読むのに夢中で缶が落ちていることに気づかない」、雙葉生なら「そうっと拾ってゴミ箱に捨てる」、女子学院生は、と言えば、「その空き缶で缶蹴りを始める」んだそうです。
なるほどねぇ。
どんな組織にもその組織のカラーというのがありますねぇ。
人は見かけによらない、と言いますが、大抵は見かけによるんじゃないでしょうか。
ヤクザはヤクザみたいな格好をしていますし、銀行員や公務員は堅い感じですし、ホームレスはそんな感じの見た目の人がほとんどです。
そういう意味では、私たち研究機関の事務職員はどんなイメージなんでしょうね。
自分ではよくわかりません。
でも役人や団体職員というのは堅いイメージがありますが、じつは結構ヤクザっぽい人やくだけた感じの人が多いのも事実。
それというのも、民間企業と違い、服装などはうるさく言われることがないのですよねぇ。
市役所職員なんかは結構ラフな格好をした人が多いようですが、あれと一緒でしょうか。
要するに大人の常識に任されているということで、それはたいへんありがたいと思っています。
朝礼みたいなものもないし。