文学

 昨日たっぷり昼寝し、夜も早寝したせいか、今日は朝から元気です。
 真夏に比べれば多少涼しくもなったので、千葉市中心部を散歩しました。

 まずは千葉駅近くのヨドバシカメラでパソコンのLANを購入。
 わが家のリビングにある電話回線から、自室のパソコンにつないでいたLANが、だいぶ危うくなっていましたので。
 1mの物から20mの物まであって、太さも極細の物から野外を経由しても良いような太い物までありました。
 私は中くらいの太さの7mの物を購入。
 わずか700円足らずでした。

 それからどちらともなく歩き出したのですが、さすがに日なたは暑くて、三越だとかパルコだとか、すぐに冷房の効いた建物に避難せざるを得ませんでした。
 野外散歩にはまだ早かったようですね。
 パルコには、雑貨と書籍を売る趣味的な店があって、そこをのぞいたら、幻想文学やニュー・エイジ運動の書籍ばかりを集めたコーナーがあって、しばし感慨に耽りました。

 澁澤龍彦・稲垣足歩・サド侯爵・マゾッホ・ジュネ・四谷シモンの写真集・「家畜人ヤプー」・「幻想文学」バックナンバーなどが取り揃えてあり、それらは私が高校時代に熱心に耽読した、懐かしい世界でした。
 それらの妖しい魅力に執りつかれる少年少女はいつの時代にもいるのですねぇ。
 でもちゃんと社会人になるまでには更生しないといけません。

 私は幸か不幸か大学に入っていやというほど古文漢文を学ばされました。
 最初は必修なのでいやいやそういう物に接していましたが、やがて時の審判を受けて生き残った作品はどれも興味深いことに気付き、高校時代耽溺した妖しい世界から更生することができました。
 あのままあっちの世界に突き進んでいたら、今頃私は変態中年オヤジになっていたでしょう。

 同じフロアに登山用品専門店があって、少しのぞきましたが、こちらはこちらで変態的でしたねぇ。

 何が悲しくて巨大な荷物を背負って足場の悪い坂道を登り、命を危険にさらしてまで山のてっぺんに到達しようとするのでしょうね。
 危険に身をさらすという意味では登山ほどマゾヒスティックな趣味も少ないでしょう。
 私は登山というものを一度も試したことがないのでわかりませんが、よほど快感が大きくなければできないでしょう。
 
 まぁ、もし登るとしても高尾山くらいが精一杯でしょうか。

 その後三井ガーデンホテルで紅茶などいただいて体を休め、帰宅しました。
 1万歩にはわずかに届かず、9,264歩。
 残暑厳しいこの時期にしては、よく歩いたほうでしょうか。
 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ