今日で自民党が政権復帰を決めた先の衆議院選挙から丸1年経つんですねぇ。
悪夢のような民主党政権が倒れ、安倍総理は強力に外交や経済政策などを推し進め、国民に安心感を与えたように思います。
一方、中韓をはじめ、米国や欧州の一部からも、強い日本が復活することを懸念する声が高まりました。
特に韓国の朴大統領は安倍総理との会談を拒否し、ファンタジーのようなおかしげな歴史認識を共有せよと、あっちこっちで言ってまわり、わが国の菅官房長官は、「喫緊の課題は無い」の一言で韓国との会談先送りを決め、韓国マスコミは袖にされたとばかりにきぃきぃ騒いでいます。
今はわが国から韓国に会談を求めても無駄でしょうから、放っておくしかありません。
隣国同士うまくやりたいものですが、ああヒステリックに騒がれては、こちらがいくら冷静でも話になりますまい。
時期を待つのが肝要でしょう。
アベノミクスの効果が現れているとマスコミは言っていますが、今のところ、私にその実感はありません。
まずは大企業から、なんでしょうか。
ただ、震災復興の財源のために国家公務員の給与を平均7.8%カットするという過酷な政策は、当初予定どおり、今年度いっぱいで終わるとのこと。
平均7.8%ですから、元々給料が高かった年配の職員や職階の高い者は10%以上のカット。
10%というと、減給処分に相当します。
2年間だけ、ということで始まった人件費カット、正直、永遠に戻らないのではないかと思っていました。
役人叩きは政治家もマスコミも大好きですからねぇ。
しかし元々が薄給の私たちノンキャリにしてみれば、貧窮問答歌のような2年間でした。
わが家は共働きで子がいないのでしのげましたが、高校生や大学生の子がいて、しかも奥さまが専業主婦という先輩諸氏のお小遣いは、泣けてくるほど低いものでした。
あまり役人の給料を下げると、誰も役所に就職しなくなって、行政サービスは低下するでしょう。
世間並の給料は必要かと思います。
この2年間、月々の給料は10年前くらいのレベルに落ちていましたからねぇ。
年功序列のお役所で、これはきついです。
テンション、ダダ下がりでした。
もしかすると私たち木っ端役人は、4月の給与明細を見て、初めてアベノミクスの効果を感じるのかもしれません。