安倍総理、米国議会で演説し、45分の間に何度もスタンディング・オベーションが起きたそうですね。
オバマ政権、初めは安倍政権を警戒していたようですが、中国の露骨な挑発もあり、安倍政権は自由と民主主義という価値観を共有するパートナーと認めたんでしょうか。
また、米国政府高官の多くが、韓国の歴史認識に対する発言はしつこく、うんざりだ、といった趣旨の言葉を述べたそうです。
中韓は日本が世界で孤立すると言いますが、過去のことばかり言い立ててこれからのことを語ろうとしない国こそ、世界で孤立するでしょう。
私は外交安保については弱い自民党支持で、福祉や国内政策については概ね社民党を支持しています。
また、1条=天皇条項を改正して天皇制を改正したいという一点のみで、改憲論者です。
天皇ご一家には、国家の象徴などというきな臭い地位ではなく、わが国文化の守護者として、例えば皇室博物館のようなものを作ってそこの館長におなりあそばすのがよろしかろうと思います。
宮中祭祀も京都にお帰りいただいて、古式ゆかしく執り行ってもらいたいと思っています。
もちろん、本人が望まない場合、完全な民間人になっていただいてもよろしいでしょう。
生まれながらに住居の自由も職業選択の自由も選挙権もなく、ただ義務だけがあるというのでは、あまりにお気の毒と言いますか、人並みの権利義務を持ってこそ、人権は保護されるはずです。
それに、戊辰戦争の記憶もあるし、江戸城跡が皇居なんて、天皇家の皆様もおしりがむず痒いというものでしょう。
それ以外にとくだん憲法を改正すべき理由は無いと思っています。
どうせ今でも解釈で変更しまくっているのですから。
私は安倍政権を支持する者ではありません。
理由は、なんとなくいけ好かないという、ただそれだけです。
しかし、人間も動物ですから、なんとなくいけ好かないというのは、結構重要な理由になると思います。
それでも、米国議会の演説で絶賛を浴びたのは、一個の日本人として、うれしくは思います。
まぁ、あんまり気張らず、天狗になることなく、のんびり頑張ってほしいものです。