寄生獣 完結編あるいは解説編

映画

 今日はあんまり良い陽気なので、休暇を取りました。

 首都圏は早くも夏日を迎えたようです。

 休日恒例の朝湯をつかい、朝飯を食ってからまずはお掃除。

 その後、久しぶりに映画館に足を運びました。

 「寄生獣 完結編」を観るためです。

 じつは金曜日に地上波で「寄生獣」を放送しており、観るとも無しに観ていたら、続編が観たくなったのです。
 まさしく宣伝に引っかかってしまったようです。

 まずは前作、「寄生獣」の予告編をご覧ください。



 耳の穴や鼻の穴などから人間の脳内に忍び込んで人間を完全に支配し、しかも人間を捕食するという恐るべき寄生生物。

 ところがある男子高校生に寄生しようとした生物が、脳に達することができず、右手だけを支配することになってしまい、宿主である高校生が死ぬと自分も死んでしまうことから、高校生と一緒に同種の寄生生物と戦うという奇想天外なお話。

 戦いの多様性や緊迫感はなかなかのものです。
 人間しか食わない寄生生物は控えめだとか、人間が悪魔に最も近いとか、人間こそ地球に寄生して地球もろとも滅ぼうとしているとか、浅はかな哲学的会話もありますが、それはすべて無視。

 ひたすらくだらないけど面白いエンターテイメントのSF作品として鑑賞すれば、第一作はなかなかのもの。

 それでは、今日観た完結編はどうでしょう。
 こちらも予告編をどうぞ。



 完結編、それもSF作品の完結編というのは、えてして前作のに陥りがち。
 同級生の少女との恋や、寄生生物の味方をする政治家など、少々のスパイスを効かせて見せる努力を惜しまなかった点は見事ですが、やはり解説に堕してしまっています。

 前作のわくわくするような感じはなく、暗い映画館内で眠気を覚えたほどでした。

 しかしそれでも、第1作を観て面白いと思ったのなら、観て損はないでしょうね。
 何しろすっきりしますから。

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