毎度のことながら、月曜日というのはなんとなく憂鬱で、体も重いようです。
ブルー・マンデーとはよく言ったものです。
私はこのぶとブログで、さんざん仕事をしたくない、と愚痴をこぼしてきました。
溜息は 命を削る 鉋かな、という川柳がありました。
溜息に限らず、愚痴もまた、命を削るような気がします。
どちらも気分をマイナスの方向へ持っていく力があるように感じます。
時折、「仕事は楽しくやりましょう」という人を見かけます。
それは裏を返せば仕事は本来楽しくないと言っているようなもので、馬鹿げた発言に聞こえます。
こうやって愚痴をこぼしながら平日をやり過ごし、土日をつなぎ合わせて生きていくのがサラリーマンの本質だとしたら、それはまさしく現代の水呑み百姓と言うべき、社会の底辺でうごめく貧民の群れと言うことができるでしょう。
しかしその苦しい日々の中にも、小さな喜びがあるわけです。
休日のお出かけ。
美術鑑賞や読書、DVD鑑賞など。
そして何といっても晩酌でしょうねぇ。
私もすっかり小市民です。
文芸の世界で活躍することは、今となっては夢のまた夢。
もう諦める他ありません。
小市民的幸せこそ人間本来の幸せと思い知って、それを求めていこうと思っています。