お昼休み、インターネットでニュースを見ていたら、小沢一郎被告に無罪の判決が言い渡されたという一報が踊っていました。
小沢元代表、それこそ踊りださんばかりに嬉しいでしょうね。
これで小沢元代表とその一派は勢いづいて野田総理に退陣を迫るんでしょうねぇ。
消費税増税には絶対反対の立場のようですから。
それにしてもここ20数年、小沢元代表は史上最年少の40代で自民党幹事長になって以降、良くも悪くも日本の政界で主役を張り続けてきました。
反小沢か、親小沢か、というステレオタイプの括り方がまかり通ってきましたね。
振り返ってみると、小沢元代表が最も総理大臣に近かったのは、海部元総理が退陣に追い込まれた時だったのではないかと思います。
あの時は政治の師でもある金丸信元副総理が小沢元代表に総理をやるように迫ったそうですから。
しかし小沢元代表は権力闘争に敗れて自民党を飛び出し、新生党をつくって一度は細川連立政権を発足させますが、その後は新進党、自由党、民主党と野党人生で苦労しました。
今、与党から脱落するわけにはいかない、という思いが強いでしょうねぇ。
小沢元代表、面白ろ可笑しい政治家人生だったのではないでしょうか。
剛腕の名をほしいままにし、政権交代可能な選挙制度も構築しました。
総理になれなかったのは悔しいかもしれませんが、機を見るに敏ではなかったということで、それは甘んじて諦めるべきでしょう。
この無罪判決を手土産に議員辞職して、縁側で好きな囲碁にでも興じたらいかがでしょう。
国民の心は、もう小沢元代表からは離れてしまっていますよ。
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