差別

思想・学問

 世の中に差別の尽きる日は来ないようです。
 男女差別、人種差別、貧乏差別、身分差別。

 なんと愚かしい。

 もちろん私も、差別意識が無いとは言えません。
 気付かぬうちに、様々な差別を行っていることでしょう。

 しかし私が許せないのは、「自分は差別などしない、そんな人間ではない」などとほざく阿呆どもです。

 おのれの心の底を見つめなさい。

 必ず、差別の芽があるはずです。

 現に、私に差別的発言をほざいた上司は、私が弁護士を立ててまで、その非を責めた時、「叱咤激励であって、差別ではない」とほざきよりました。

 新聞をにぎわす暴行事件を起こしたスポーツ指導者が言い訳する言葉と全く同じです。

 私は、その上司に教育を施し、人の世はどうなっているかを教えるため、弁護士を立て、上司を責めました。

 結果、謝罪文と賠償金100万円を手に入れ、さらにハラスメント防止規定の制定をすることで合意しました。

 謝罪文と賠償金は期限までに届きましたが、ハラスメント防止規定はじつに期限から8か月も過ぎてやっと制定されました。

 その8か月の間、私はじりじりとした思いで待ち、もはやこれまでと、弁護士に報告し、弁護士から催促させたところ、わずか一週間でハラスメント防止規定は制定されました。

 全く馬鹿にしています。

 私がいくら催促したところでなしのつぶてだったところ、弁護士の電話一本で制定されるとは。

 現代社会の常識が通じない、愚かな上司ですねぇ。

 今度の年度末でその阿呆上司も職場を去りますが、その任期中、職場の秩序を滅茶苦茶にし、その上司の取り巻きと思われていた多くの人々が捨て台詞を吐いて職場を去って行きました。

 あれから6年、今となっては、私が気が狂ったと思った職員たちも、やっと、私の正義を理解し、阿呆な上司の阿呆さ加減に気付いたようです。

 あまりに時間がかかりました。

 そのせいで、私の昇進は遅れに遅れ、私の直属の上司は私より6つも年下です。

 しかし、私の圧倒的な知識と経験に怖れをなして、その年下の上司は私にビビりまくり、哀れなほどです。


 でも私は全く後悔していません。
 私は正しいことをやったと、誇りに思っています。

 私は、誰もが自分に自信を持ち、大傲慢で生きられる世の中が現出することを夢見ています。

 すべての人が自信満々で、大傲慢で生きればよいのです。
 それが、全ての人が幸福に至る唯一の道です。

 私はしがないサラリーマンですが、総理大臣であろうと天皇陛下であろうと、私の前に出ればひれ伏すに違いないという大傲慢を維持しています。

 そうでなければ、人は生まれながらにして平等だなどと、言えないものと信じています。

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