強さ

精神障害

 土曜日は出勤で、日曜日は変に忙しかったこともあって、今日はお休みしました。
 こまめに休むことが、結局のところ長期の病気休暇を防ぐ要諦であるように思います。
 ほぼ一日、ごろごろしていました。
 寒いですしね。

 野生の猿なんかを見ると、たいていごろごろしていますね。

 人間も本来は怠けたい物なんろうと思います。
 
 いったいいつから、勤勉は美徳となったのでしょうね。
 やはり農業の普及からでしょうか。
 あるいは争いが頻発するようになってから?

 いずれにせよ、わが国では勤勉は最大の美徳とされ、その反作用のようにして、「がんばらない」ことを良しとしようという風潮まで生まれてしまいました。
 ことほど左様に、頑張ることには価値があるんでしょうか。

 精神障害を患い、それから蘇ろうとするとき、必ず頑張らないことの良さを理解しなければなりません。
 頑張り過ぎが原因の一つなのですから、手を抜くことに罪悪感を覚えていては、再発は必至でしょう。

 したがって精神障害から立ち直り、社会復帰するや、未だに根強い滅私奉公を美徳とするような風潮に反して、おのれ独りを大事にするという、一種の強さが必要となります。

 職場復帰してもうすぐ5年、その強さだけは、身につけたと自負しています。