昨夜は実家で復職のお祝いをしてくれました。両親と兄とで御馳走に舌鼓をうち、さまざまな酒を少しづつ飲みました。
まことにありがたいことです。
そして、父の年齢からくる衰えに、時の流れを感じました。
人は老いるもの。時は流れるもの。
今が一番若い、と言ったのは、定年退職した元上司です。一分後には、今よりも老いています。そして一分後には、その瞬間が一番若いのです。
年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず
初唐の頃の詩人劉廷芝の詩の一節に、この有名な文句があります。
日本では、「和漢朗詠集」で紹介されて人口に膾炙するようになったようです。
いくら科学が進歩しても、時の移ろいはどうしようもありません。
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