お疲れ様ですねぇ。
昨日の参議院での審議、早朝4時まで続いたそうですね。
霞が関の官僚には待機がかかったでしょうから、役人にとってはいい迷惑です。
それでも特定秘密保護法案の採決にはいたらず、自民党は今日、採決する構えをみせています。
私もかつて、決算などで完全徹夜をしたことが何度かありますが、その時は気分が高揚しているから大丈夫なのですが、2,3日後、無事決算が終わるとどっと疲れて、熱出したりするんですよねぇ。
国会議員とかキャリア官僚とかいう人々、頭脳よりも優れた判断力よりも、まずは体力が重要です。
特定秘密保護法案、一部マスコミは天下の悪法のように騒いでいますが、これがあれば、民主党政権下における中国船の体当たり映像が秘密に指定されることはなかったんじゃないかと思います。
なんでも決まりごとが無いと、恣意的に運用することが可能になってしまいますから。
映像をネット上に流出させた件の海上保安官、お気の毒に職を失いましたが、不起訴処分となり、前科はつきませんでした。
不幸中の幸いと言うべきでしょうね。
当時の仙谷官房長官は、その海上保安官を指して、「政府の指示に従わずに勝手に国家機密をもらした犯罪者であって、英雄扱いは許せない」と吠えていましたっけ。
ずいぶん国家主義的な考え方をする人ですねぇ。
それにしても、なんであれが国家機密なんでしょうねぇ。
海上保安庁は直ちに映像を公開できるよう準備していたと言いますから、国家機密だなんて露ほども思っていなかったんでしょうねぇ。
徹夜して、自民も民主も相手のなんちゃら委員長の解任動議を出したりして、頑張っちゃっています。
しかし、維新もみんなも自民党案に賛成のご様子。
民主党、3年間チョンボを続けたツケに苦しめられているようです。
身から出た錆とはいえ、お気の毒ですねぇ。
民主党政権の唯一の功績は、綱領も無いような寄せ集めの集団に政権を渡してはいけないということと、総理やその他各大臣は、誰がやっても同じでは無いということを、国民に広く知らしめたことでしょうか。