今日は同居人が休日出勤。
一人のんびり過ごしました。
起床は11時。
普段こんなに寝ることはないのですが、一週間の疲れが出たようです。
朝昼兼用の飯。
さすがに腹が減って、白飯をおかわりしてしまいました。
こんなことは10年以上なかったことです。
昼飯を食って、早々に夕餉の買い出し。
中落ちとイカの刺身、それにフルーツトマトとブロッコリーを購入。
帰宅してソファーに座ってくつろいでいたら、眠ってしまいました。
約2時間の昼寝。
よく眠れるものです。
眠気覚ましに珈琲を2杯。
同居人はおそらく18時頃帰ってくるので、ブロッコリーを茹でなければなりません。
こんな風に日常を過ごしながら、少しづつ、老いていくのですね。
最近、52歳にして、老いということを考えるようになりました。
明らかに肉体も精神も衰え始めているように感じます。
疲れやすい、寝ても疲れが取れない。
夕方になると目がかすむ。
近くの物を見るとき、例えば新聞を読むときなど、眼鏡を外さなければよく見えない。
高脂血症、高血圧、緑内障、双極性障害などの持病を持ってしまい、休みというと病院通いばかり。
記憶力が落ちたのか、人の名前が出てこない。
ほら、あれ、何々をした人、なんて、しょっちゅうです。
高齢化による衰えは個人差が大きく、職場の同世代で元気な人もいれば、がんを患って瘦せ細ってしまった人もいます。
頚椎椎間板ヘルニアで手術をしたかと思ったら、数年を経ずして腹膜炎になり、またもや手術を受けた人も。
本人、前も後ろも切っちゃった、なんて笑っていますが、さぞかし辛かっただろうと思います。
人と比べても仕方ありませんが、私はマシなほうなのかもしれません。
仏教では、生老病死=四苦なんて言います。
苦とは、思い通りにならない苦しみ。
生きること、老いること、病を得ること、死に行くこと。
いずれも思いどおりにはなりません。
思いどおりにならない生を生きることが、動物の本質であろうと思います。
だからこそ精神科の主治医は、日常の小さなハッピー感を大切にしましょうと諭します。
生きることは辛いと、よくわかっているから出る言葉なんでしょうね。
辛い日常にも、確かにちょっとした幸せが混じっていて、それを過大に評価しようという意図は分かりますが、それ以上に辛いものは辛いので、なかなか精神科医が言うようにはなりません。
思い癖ということもあるでしょう。
何事もポジティブにとらえる癖の人もいれば、ネガティブにとらえる癖がある人もいます。
精神病患者がたいていそうであるように、私も物事をネガティブにとらえる思い癖があるのだろうと思います。
これは多分、生涯変わらないでしょう。
老いも思い癖も吹き飛ばす、強烈な精神病薬が開発されれば良いのに、と時折思います。
でもきっと、それは麻薬でしかないんでしょうね。